目標を達成するためには、どんな日常を過ごしていけばいいのか?
今回は、心がける生活習慣について書いていきます。
仏教では日常生活で行う正しい行動に関して八正道として定めています。
今回はそのうちの一つ「正見」について書きたいと思います。
「正見」とは、正しい物の見方、考え方を持ち、物事をありのままに見るということです。
「正しく眼の無常を観察すべし。かくの如く観ずるをば是を正見と名く。正しく観ずるが故に厭を生じ、厭を生ずるが故に喜を離れ、貪を離る。喜と貪とを離るるが故に、我は心が正しく解脱すと説くなり」といわれるように、われわれが身心のいっさいについて無常の事実を知り、自分の心身を厭う思を起こし、心身のうえに起こす喜や貪の心を価値のないものと斥けることが「正見」なのです。
要は、色眼鏡などで人や物事を見ることなく そのままの姿を見ることなのです。