生活をしていますと、色々なスピリチュアルな出来事に遭遇したり
噂話を聴いたりします。
不思議な出来事をスピリチュアルでまとめてしまうケースが多いですが、
実際にはスピリチュアルでも、カラクリがある事が多いです。
そんなスピリチュアル系のカラクリについて書いていきたいと思います。
今回は、藁人形について書きたいと思います。
恨んでいる人の髪の毛を一本入れた藁で人形をつくり
釘で打ち込むと、恨んでいる人に呪いが移ると言われています。
本当でしょうか?
藁人形で狙われた人は、病気になる。
これはプラッシーボ効果だと言われています。
ブラッシーボ効果とは、思い込みよる生理作用の変化です。
例えば、風をひいている人に「よく効く風邪薬だよ」とビタミン剤を飲ませると
風が治ってしまうというケースです。
体の生理作用は、考え方や、気分、気持ちに左右されてりするのです。
これは悪い方でも有効で、ちょっと体調が悪くなったと思った時に
「呪いをかけられているからだ」と思い込んでしまうと
特別な症状はなかったのに、ドンドンと体調が悪くなってしまったりするのです。
昔は、集落内での出会いしかなかった時に、少し外れたところで
藁人形を釘で打っていたら、集落内の狭い世界では、誰がやっているのかすぐにわかります。
藁人形を打っている人がわかると、その人とトラブルを起こした人が
「おれが呪いをかけられているのかも」と思うのです。
そしてプラッシーボ効果で体調が悪くなるのです。
怪我も似たようなものです。
「おれが呪いをかけられているのかも」と思っている時に怪我をしたら
やっぱり呪いだと思ってしまうのです。
不幸な事が起こっても、呪いのせいです。
つまり、昔は集落内での世界でしたので
「おれが呪いをかけられているのかも」とわかってしまう環境だったので
藁人形で、本当に呪いにかけられたと思ってしまっていたのです。