神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
現代におきまして、神社ではお願いごとをする場所としての認知が高いですが、 神社は感謝をする場所なのです。
神社に祀られている神様は、神話に出てくる神様が多いと思います。
例えば有名な神話では、スサノオノミコトがクシナダヒメを守るためにヤマタノオロチを倒す話があります。
実は、ヤマタノオロチは川の氾濫をあらわしたものと言われています。
川が氾濫して何股にも別れた姿がヤマタノオロチに例えたのでしょう。 クシナダヒメの別名はイナダヒメ(稲田姫)とも言います。 つまり稲と田んぼです。
川が氾濫して稲と田んぼが駄目になってしまいます。 米は生きていくうえで大切でしたので、稲と田んぼを守りたい気持ちがあります。
秋になって、米の収穫ができると、「スサノオノミコトが守ってくれたのだ」と神社に行って感謝の奉納をするのです。
日本の神話では、自然の中に神様を見立て、その神様に感謝をする風習がございます。
それを行う場所が神社なのです。