神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
神様は感謝の対象物であり、 神社は感謝をする場所です。
では今回は、イザナギノミコト(伊耶那岐命)の禊払いについて書きたいと思います。
以前、イザナギノミコトとイザナミノミコトのわかれについて書きました。
イザナギノミコトは、黄泉の国から戻って来て、穢れ(ケガレ)てしまった体を禊(ミソギ)払いいたしました。
その時に数々の神が産まれ、最後に三貴神であるアマテラスオオミカミ、ツキヨミノミコト、スサノオノミコトが産まれます。
禊とは、身を削ぐことであり、洗い流す、そして再出発という意味も持っています。
イザナギノミコトは、イザナミノミコトと別れをつげ、再出発をします。
実はこの穢れを落とす行為は、現代でも受け継がれているのです。
それが神社です。
神社では、手水舎で手と口を洗い清めます。 拝殿に上がれば、修祓をして、祝詞を読み上げます。
このように、神社では穢れを洗い流し、感謝をして新たに出発をする場所でもあるのです。
つまり、イザナギノミコトの禊払いは、自分に溜まっている穢れを落とす事への感謝なのです。