神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
神様は感謝の対象物であり、神社は感謝をする場所です。
では今回は、スサノオノミコト(須佐之男命)のヤマタノオロチ退治は何の感謝の対象物なのかに触れて行きたいと思います。
嵐の神様であるスサノオノミコトは 天上界で暴れたため、天上界を追放されました。 出雲の国にやってきたスサノオノミコトは、クシナダヒメをヤマタノオロチをいけにえとして差し出さないといけない事を聞きます。
それを聞いたスサノオノミコトは、クシナダヒメを守るためにヤマタノオロチを倒し、クシナダヒメと結婚をします。
実は、ヤマタノオロチは川の氾濫をあらわしたものと言われています。
川が氾濫して何股にも別れた姿がヤマタノオロチに例えたのでしょう。 クシナダヒメの別名はイナダヒメ(稲田姫)とも言います。 つまり稲と田んぼです。
つまり、スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治は、川の氾濫から稲や田んぼが守られたことへの感謝を表します。