神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
先日もお話しいたしましたが、神様は感謝の対象物であり、神社は感謝をする場所です。
では、今回はククリヒメノカミ(菊理媛神)は何の感謝の対象物なのかに触れて行きたいと思います。
イザナギノミコトとイザナギノミコトが、黄泉津比良坂で最後の別れをしました。
黄泉津比良坂で巨大な岩を置き、イザナミノミコトは、「私は1日に1000人を殺してやる」と言い、 イザナギノミコトは「私は1日に1500の産屋を建てる」と言い返しました。
この場面が有名な場面ですが、この時に黄泉の国へ行く道の番人としていたのが、ククリヒメノカミと言われています。
あの世のイザナギノミコトと、この世のイザナギノミコトの間に入り、両方の言い分を聞き、うまくとりなしたのがククリヒメノカミとも言われています。
現象にいる人間と、霊界にいる人間や神様との間を取りもつ。
ククリヒメノカミは、巫女さんやイタコの祖先とも言われています。
ククリヒメノカミは白山神社などに祀られています。
神社、仏壇、神棚などを通して、人間は霊界や神様と交信を取ります。
つまりククリヒメノカミへの感謝は、霊界や神様と交信への感謝なのです。