神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
先日もお話しいたしましたが、神様は感謝の対象物であり、神社は感謝をする場所です。
今回はトヨウケノオオミカミ(豊受大御神)は何の感謝の対象物なのかに触れて行きたいと思います。
イザナミノミコトが、ヒノカグヅチノカミ(火之迦具土神)を産んで、その火で死んでしまいました。
実はその時にも、神様が産まれているのです。
イザナミノミコトの糞からはハニヤスビコノカミとハニヤスビメノカミ。 イザナミノミコトの尿からはミツハノメノカミ。
この後に、穀物の生育を司るワクムスミノカミ。
そして、ワクムスミノカミより、トヨウケノオオミカミ(豊受大御神)が産まれました。
トヨウケノオオミカミとは、豊かに受ける神
これは田畑からできた食べ物の事を指します。
糞や尿は肥料。 そして穀物の生育。 最後に食べ物を豊かに受ける。
これは田畑のでの食物をつくる流れであって、これらを行うことによって豊かな食べ物を得られるということです。
そのため、トヨウケノオオミカミは五穀豊穣の神として神社に祀られています。
ですから、トヨウケノオオミカミへの感謝は、五穀豊穣に対しての感謝になります。