神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
神様は感謝の対象物であり、 神社は感謝をする場所です。
では、今回はコノハノサクヤヒメ(木花咲耶姫)は何の感謝の対象物なのかに触れて行きたいと思います。
コノハノサクヤヒメはニニギノミコトと結婚をしました。
ニニギノミコトは稲穂の神・穀霊とも言われていました。
そしてコノハノサクヤヒメは、日本の木の花の代表である桜を現した神様とも言われています。
桜の花は、山の霊力を宿らせる霊樹とも言われ、奈良時代以前は観賞用と言うよりは、「稲の実りを占う花」として注目を集めていたそうです。
コノハノサクヤヒメとニニギノミコトは結婚しているため、桜と田・稲穂とのつながりを感じていたそうです。
そこで「桜に宿る田の神に食物やお酒を供えて祀る事」から花見が始まったそうです。
つまり、コノハノサクヤヒメへの感謝は、桜への感謝なのです。