神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
神様は感謝の対象物です
では、今回は十一面観音は何の感謝の対象物なのかに触れて行きたいと思います。
仏教に出てくる仏様は、「如来」「菩薩」「明王」「天部」の4つに分かれています。
菩薩とは、修行中の身でありながら人々を救おうとする仏の事です。
そして観音菩薩は、人々からの救いの声を聞くと、様々な形に姿を変えて駆けつけると言われています。
あらゆる苦難に対応するために、あらゆる方向に顔を向けたのが十一面観音です。
頂上の一面が「仏面」、前三方が「菩薩面」、左三方が「瞋怒面」、右三方が「狗牙上出面」 後部の一面が「大笑面」の合計十一の顔で世間を見渡して、人々を救おうとしているのです。
つまり、十一面観音への感謝は、救いへの感謝のです。