今日は桃太郎の話です
昔の人たちは、
「北東と南西は陰陽の境になるので不安定になる」といわれ
北東⇒鬼門
南西⇒裏鬼門
と呼ばれるようになりました。
そして方角と十二支を合わせると
北東(鬼門)は丑寅、南西(裏鬼門)は未申になります。
鬼門から鬼が来る
と、いうことで鬼は
丑(牛)の角を持ち
寅(虎)柄のパンツを履いているのです。
鬼門から鬼が来るという事で
裏鬼門(未申)に浄化の桃を据えます。
昔から桃は、魔除けの果物とされていました。
裏鬼門に据えた桃を擬人化したものが桃太郎です。
鬼門から来た鬼を、裏鬼門の桃太郎が迎え撃ちます。
しかし、鬼が強いと倒せるかわかりません。
そのため、味方をつけます。
未申から、時計回りに進むと出会える干支の動物
申(猿)、酉(鳥)、戌(犬)です。
つまり桃太郎の物語は、方角によるいわれを
擬人化して物語にしたものなんです。