ダイヤモンド富士を撮影しました!!
これは東京都府中市にある浅間山山頂から撮った写真です。
浅間山には浅間神社があり、木花咲耶姫が祀られています。
富士山のゆかりのある地や、富士山が見える場所に、
木花咲耶姫が祀られている浅間神社があるケースって多いですよね。
古事記では、国津神の子を身篭ったのではないかとの疑いかけられたことで、
木花咲耶姫自らの潔白を晴らさんがために産屋に火を放ち、
三柱の神子をお産みになったとのこと。
そこから火の神、火を静める神とされたからとされています。
一方で、木花咲耶姫命は天孫の瓊々杵尊との間に神子をもうけ、
天皇家の始祖である神武天皇に至る系譜の元となりました。
その天皇陛下の系譜を見る上で最重要視されるのが言うまでもなく伊勢神宮です。
伊勢神宮と富士山との関わりで思い浮かぶのは、
夏至のとき伊勢神宮の入り口ともされていた二見興玉神社の夫婦岩の真ん中から、
伊勢神宮の御祭神にして天照大神そのものである太陽が昇ってくるという事実。
そして、「富士山→伊勢神宮」のラインをもっともっと、も~っとずっと先まで延ばすと
天孫として瓊々杵尊が降臨した地とされている地のひとつ、高千穂峰(ほぼ霧島神宮の地)に突き当たります。
つまり、富士山(木花咲耶姫命)と高千穂・霧島(瓊々杵尊)の間に伊勢神宮が鎮座しているのです。
さて、そのような云われを持つ富士山ですが、
この府中の浅間山でも、年に二回
ダイヤモンド富士が観れます。
ネットの日の出日の入り情報で、日にちを割出し
ダイヤモンド富士をみに行ってきました。
計算通りに山頂に太陽が沈まず
ずれることは多々ありました。
やっとの思いで、山頂に太陽が入るタイミングがわかったのですが。
しかし、年に二回のチャンスが毎回晴れるとも限りません。
晴れていても、雲が多くて富士山が見えない時もありました。
そして、二年越しのベストショットです。