生活をしていますと、色々なスピリチュアルな出来事に遭遇したり 噂話を聴いたりします。
不思議な出来事をスピリチュアルでまとめてしまうケースが多いですが、 実際にはスピリチュアルでも、カラクリがある事が多いです。
そんなスピリチュアル系のカラクリについて書いていきたいと思います。
今回は手相占いについて書きたいと思います。
手相は、掌に刻まれた皺に現れる線や各部の肉付きの具合等を観察し、 ある形質が認められれば、それがその人の性格等に関する情報を示していると 解釈するものです。 科学的な合理性を具えるものではないが、しばしば何らかの助言を求めたいと 考えている迷える人々に示唆を与えたり、あるいは何らかの着想の元に なったりもしています。
手は人体の器官のうちでもその人の在り様を示す象徴的なものとして 扱われることも多く、たとえば『イワンのばか』でイワンの妹が手から 相手の人物像を読み取ったように、手の様相からその人の人となりに関する 情報が得られると考える者は多い。
これを更に押し進めて、着目する形質とその意味づけを体系化したのが 手相学です。ただし手に見られる個々の形質に対してその解釈・意味づけが どのような経緯で得られたものかについて論じた文献はみられず、 実際に手相と当人の気性、運勢の観察によるものか、神秘主義的な価値観に 基づくものかはあまり区別されていません。
手相を構成する要素の多くは数日というような短期間で変化するものではなく、 また掌線の現れ方をその人の生涯での状況変化に対応させて解釈するものが あるため、手相を使った占いは数年、数十年といった長期的時間単位の視点に 立つものが多いのです。 その結果占いの内容には人生に関わる事柄(寿命や健康、進路や職業・結婚など)や その人の生まれ持った気質への言及が多いです。 逆に手相に関して、例えば「今日の運勢」のような短期的視野に立つものはほとんどありません。