神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
先日もお話しいたしましたが、神様は感謝の対象物であり、神社は感謝をする場所です。
では、今回は月読命は何の感謝の対象物なのかに触れて行きたいと思います。
神話の世界では、黄泉の国から戻ったイザナギノミコトが阿波岐原で禊をした時に、アマテラスオオミカミとツキヨミノミコトとスサノオノミコトの三人の神様が生まれ三貴子と呼ばれています。
この二番目に生まれたツキヨミノミコト(月読命)が、月の神様とされています。
もともと古代の人とたちは、月の巡りを数えて農作業の目安としており、田を耕し種を播く時期などを、月の満ち欠けなどで判断をしていました。
そこで、月を読むでツキヨミノミコトとも言われています。
その為、月の神様とされるツキヨミノミコトは、月山神社や月読神社などで農業や豊年満作、漁業安全の神様としてまつられるようになりました。
だから、ツキヨミノミコトに感謝することは、田を耕し種を播く時期など教えてくれた月に感謝することになります。