神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
神様は感謝の対象物であり、 神社は感謝をする場所です。
では、今回はタマヨリヒメノミコト(玉依姫命)は何に感謝の対象物なのかに触れて行きたいと思います。
「玉依」の玉は「霊(タマ)」、依は「依り憑く(よりつく)」から 神霊が依り憑く乙女とも言われています。
つまりタマヨリヒメノミコトは神につかえる巫女とも言われています。
タマヨリヒメノミコトは、姉のトヨタマヒメノミコトが産んだウガヤフキアエズノミコトを、姉に代わって育て、 ウガヤフキアエズノミコトが成人すると自分がその妻になり、更に子孫を残したことから、 養母、妻。母と変わっていく姿を、子孫繁栄のシンボルともされています。
また、タマヨリヒメノミコトは海の神であるオオワタツミノミコトの娘の為、海神や竜神とも深く関係しており、 アマテラスオオミカミの子孫であるウガヤフキアエズノミコトと結婚していることから、 水と太陽の結合で、五穀豊穣の神とも言われています。
五穀豊穣による穀物などの生命のつながり。
つまり、タマヨリヒメノミコトへの感謝は、つながっていく命への感謝なのです。