神様って何者? 宗教って一体何? そんな疑問を解消するブログです。
神様は感謝の対象物です
では、今回は多聞天は何の感謝の対象物なのかに触れて行きたいと思います。
仏教に出てくる仏様は、「如来」「菩薩」「明王」「天部」の4つに分かれています。
天部とは、異教から仏教に取り入れられ、仏教の守護神になった仏様です。
以前四天王について書きました。
その四天王のうちの一人が多聞天です。
多聞天は北方を護る神で、釈迦の説法をよく聞くことから多聞天とも言われています。
多聞天の別の名前を毘沙門天とも呼び、戦国時代に武将たちからの信仰があつかったため、 日本では多聞天より毘沙門天の呼び方の方が知れ渡るようになりました。
毘沙門天が武将に信仰があつかった一つとして、軍神と財宝神の両面を持ち合わせていたこともあります。
つまり多聞天への感謝は、軍もしくは国を護る力への感謝なのです。