高尾山と言えば、京王線高尾山口駅で降りて、
目の前にある口から登る。
右側から入れば1号路
左側から入れば6号路
真ん中がケーブルカーもしくはリフト
これが高尾山というイメージですね。
表高尾ですかね(笑
しかし今回は、この行き方とは違う、裏高尾の話をしたいと思います。
裏高尾は、高尾山駅から小仏ゆきのバスに乗り
蛇滝口というバス停で降り、2分ほど歩いた場所に
入り口があります。
言われないと気がつかないと思うのですが
裏高尾入り口の左側の、石碑が建っています。
実はこの入り口が、裏高尾の入り口なんです。
蛇滝に向かう際には、この入り口から入りますので
バス停が蛇滝口になっています。
ですから、蛇滝口さんて呼ばれ方もしています。
いつも使用している地図ですと
わかりずらいので、別の地図を使いましょう
これが蛇滝口です。
この小仏行きのバスが通るのは旧甲州街道です。
実は江戸時代などは、京王線などなく
甲州街道がメインの通りになりますので、
実は古き時代では、メイン通りに面していたのが
裏高尾と呼ばれる、蛇滝口だったのです。
高尾山は、修験道の山として知られていましたから、
甲州街道を通り、蛇滝口から山に登り
最初に出てくる、蛇滝で滝修行を行うのです。
滝で身を清め、そのまま高尾山を登り、修行に勤しむのです。
その入り口が蛇滝であり、蛇滝口だったのです。
現在の表高尾は、京王線が開通してからの話なんですね。
ですから、古き良き高尾山は
裏高尾の方が味わう事ができるのです。
時間に余裕がある方は、是非裏高尾を体感してみては?