今回は、高尾山中腹にある八大竜王堂についてのお話です。
高尾山のケーブルカーを降りてから、薬王院に行くまでの間に、四天王門があります。
その四天王門をくぐると、八大竜王堂があります。
八大龍王とは、天竜八部衆に所属する竜族の八王です。
法華経に登場し、仏法を守護する天部の神です。
霊鷲山にて十六羅漢を始め、諸天、諸菩薩と共に、
水中の主である八大竜王も幾千万億の眷属の竜達とともに
釈迦の教えに耳を傾けたとされています。
釈迦は「妙法蓮華経」の第二十五 観世音菩薩普門品に遺されているように
「観音菩薩の御働き」を説いたのです。
その結果、「覚り」を超える「阿耨多羅三藐三菩提」を得て、護法の神となられるにいたりました。
古代インドではナーガという半身半蛇の形でしたが、中国や日本を経て今の竜の形になりました。
高尾山薬王院境内にある八大竜王堂では、八大竜王像の足元に湧き出る浄水で、
お金を洗いそれを資本金にすることで金運招福・商売繁盛のご利益が頂けます。
浄銭したお金を、高尾山で販売している福財布にいれるとよいと言われています。
是非、やってみてください